募集広告を吟味しよう

就職・転職をする時、ほとんどの人が募集広告や求人案内を見て応募すると思います。

しかし募集する側は出来るだけ多くの応募者のなかから優秀な人を選びたいわけですから、魅力的な労働条件に見せるためにあの手この手を考えているもの。

就職雑誌等や折込みチラシを発行している業者は、求人を出す会社から広告費を受け取って収入を得ているため、「お金を払ってさえくれれば内容は殆どチェックせずに掲載する」という感じの業者も残念ながら存在するのです。

こんな求人広告は危ない!

危ない求人広告

され、怪しい広告の例を挙げて見ましょう(笑)
求人広告を出すにも一定のルールがあるわけですから、いい加減な求人広告を出している会社は、他のルールに関しても守れない会社だと判断するべきです。

1.仕事の内容がよく判らない

まず、最低限の仕事の内容が書いてある事が絶対条件です。

悪徳業者などはよく、
「誰にでもできる簡単なお仕事です」
などと内容に触れない広告を出していたりします。

極端な例では、「お運びさん」とだけ書いてある求人広告にウェイトレスか何かだと思って応募したところ、麻薬の運び屋だったという話もあります(笑)
必要なら電話などでも問い合わせてみて、仕事の内容をよく確認しましょう。

2.「賃金の目安」が異常に高い

誰にでも出来る仕事、簡単な仕事でたくさん給料が貰えれば理想的ですが、それほど世の中甘くはありません。

「ウマい話には裏がある」
そう思っておくべきです。

たまに、
「 ○○円以上可能」などととても高い金額を書いて人を集めようとする会社がありますが、書いてある数字はあくまで机上の計算で「理論上可能」というだけ、実際にそんな額の給料を貰っている人は皆無、といった場合が非常に多いです。

3.性別を限定している

特殊な職業を除いて、性別を限定して求人広告を出すことは禁止されています。
また、女性だけにお茶汲みの仕事をさせたり、男性だけに特別な研修を行うといった性差別もNGです。

例えば、
”女性事務員さん募集”
などという広告を堂々と出している会社は、まずロクな会社では無いと思って間違いないでしょう。

4.連絡先・住所がはっきりしない

連絡先が携帯電話番号だけ、書いてある住所に出向いてみてもマンション、やアパートの一室で看板も出していない、というような会社にも要注意です。

悪徳業者などはいつでも雲隠れできるよう、頻繁に住所や連絡先を変えたりするので、拠点や責任者がはっきりしていない会社と関わるのは止めておきましょう。

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