募集内容と労働条件が違う!

「実際に働き出してみたら、募集内容と違う仕事を命じられた!」
「休日や給料、諸手当て等の条件が聞いた話と違う・・・」
職場でよくあるトラブルの1つです。

特に最近は派遣労働者も増えてきたので、派遣先に言ってみたら聞いていた話と違うというようなトラブルも増加傾向にあるようです。

いくら求人広告などに書いてある条件が「見込み」だとは言っても、聞いていた話とぜんぜん違う労働条件では話になりません。
そんな時は、どのように対応するべきなのでしょうか?

労働条件が違う!と思ったら即対応を

労働条件が違うと思ったらすぐに対策をとりましょう。

まず注意して欲しいのが、契約と違う内容の仕事を命じられた時に安易に従ってしてしまうと、
”その労働条件に同意した”
と見なされてしまう場合があるという事です。

また、そうでなくても時間が経てば経つほど労働条件の見直しは難しくなり、辞職・転職する機会を失うことにもなります。

おかしい!と思った時はすぐに契約内容を確認して、問題があるようであれば会社に申し出るようにしましょう。

明示された労働条件が明らかに事実とかけ離れている場合は、労働者は「契約解除」つまりすぐに働くのを止める事ができます。
そして法律上は、賃金などの差額や就職・辞職に伴う手間や時間のロスに対する損害賠償も請求することも不可能ではありません。

この場合、”聞いていた話”口約束だけの契約だったとしても法律上は有効ですが、相手が「言っていない」と主張すれば自分が正しいことを証明するのはとても難しくなります。
(自分で書いたメモなども証拠にはなりますが、録音でもしていない限りやはり決定的ではありません。)

だから最低でも、その会社に就職するきっかけになった求人広告などは保存しておくべきでしょう。

派遣労働等の場合は会社に交渉を依頼

派遣社員や業務委託として働いている場合は、直接会社に改善を申し入れたり文句を言うのではなく、まずは直接契約を交わしている派遣会社または委託業務を請け負った会社に事態を報告しましょう。

派遣会社や業務委託を請け負った会社は、派遣社員や労働力を提供するにあたって契約書を取り交わしているはずですので、それに基づいて交渉を行ってもらう必要があります。

その上で、派遣会社等が十分な対応を行わず「我慢してくれ」というような対応しかしてくれない場合は、出来るだけ早めに他の会社を探したほうが無難かもしれません。

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